読書記録、たまに日常生活

本を読んで考えたことについてネタバレしないように紹介しようと思います。たまに日常生活について発信していきます。毎日19時に投稿します。

読書記録

つらいときこそ本を読め

今回は千田琢哉さんの「人生で大切なことは、すべて「書店」で買える」(日本実業団出版)を読んだ感想をお伝えしたいと思います。 ☆内容 作者は大学入学前まで漫画一冊しかよんでいませんでした。しかし、大学生となり大学4年間で1000万円分1万冊以上の本…

希望とはなにか

今回は重松清さんの「希望ヶ丘の人びと」(下巻)について読んだ感想を書こうと思います。 上巻はこちらにかいています。よかったら読んでみてください。 skyybluee.hatenadiary.jp ☆内容 妻の同級生―親友のフーセン、すぐに教師にチクる宮嶋、初恋の人エー…

期待に応えられない

今回は重松清さんの「希望ヶ丘の人々」という話を読んで考えたことを書こうと思います。こちらの話は上下巻があるので上巻についての感想を書きます。 ☆内容 私は中学生の娘・美嘉と小学生の息子・亮太とともに、2年前に亡くなった妻のふるさと「希望ヶ丘」…

心理学と対人関係

今回は「ヤバい心理学」(日本文芸社)という本を読んだ感想をお伝えします。 ☆内容 皆さんは他人の言動の裏に隠された本当の気持ちを知りたい、自分の考えのベースとなっている本音を理解したいと思ったことはありませんか? この本ではたくさんある心理学…

泣きたいとき、人生に疲れた時に読むべき一冊

今日は昨日の続きです。重松清さんの作品「カシオペアの丘で 下」(講談社文庫)について考えたことをお話していこうと思います。 上巻も涙が止まらない場面がありましたが、下巻は本当に止まりませんでした。生きることを見失っている人に読んで欲しいです…

泣きたい、死にたいときに読むべき小説

今回は重松清さんの作品の一つの「カシオペアの丘で」(講談社文庫 )について心に残ったことを紹介しようと思います。この話は上巻と下巻に分かれているので、今回は上巻についてお話します。 ☆内容 丘の上の遊園地は、俺たちの夢だった。肺の悪性腫瘍を告…

平等に対応するとは何か考えさせられた一冊

今回は伊坂幸太郎さんの「チルドレン」(講談社文庫 2007.5.15初版)という作品を読んだ感想を伝えたいと思う。 ☆あらすじ 独特な正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。彼を中心にして起こる不思議な事件の数々―。 …

村上春樹さんの作品②

今回は「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」という村上春樹さんの作品を読んだ。 ☆内容 多崎つくるは鉄道の駅を作っている。名古屋で高校時代、4人の男女の親友と完璧な調和をなす関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、4人から絶縁を申し渡さ…

自分の考えに固執しないためにも。

今回の一冊は「レバレッジ・リーディング:100倍の利益を稼ぎ出すビジネス書「多読」のすすめ」である。 これは時間がないというビジネスマンにむけて書かれた本であった。しかし大学生である私の視点から、ビジネス以外でも使えると思ったことを皆さんに紹…

孤独を感じる人に読んで欲しい一冊

今回は梨木香歩さんの「西の魔女が死んだ」という小説を読んだ話を書いていこうと思う。 ☆内容 中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節の移り変わりのひと月余りを西の魔女ももとで過ごした。西の魔女ことママのママ、つ…

やりたいことに見切りをつけるべきなのか

又吉直樹さんの「火花」を読んだ。 ☆あらすじ お笑いコンビの「スパーク」の徳永が熱海のお祭りの営業で、先輩芸人の神谷と出会う。神谷の「あほんだら」というお笑いコンビは独特な漫才をするコンビで、その漫才を見た徳永は神谷に心惹かれるものを感じた。…

パラレルワールドは存在するのか。

村上春樹さんの「海辺のカフカ」を読んだ。 ずっと名前は聞いたことがあったが、実際に読んだことはなかった。 ☆あらすじ 主人公の田村カフカは、四歳の時に突然、母親と姉が家を出ていき父親と東京都中野区野方に暮らす15歳の少年である。父親にかけられた…